イタリア・オペラ対訳本の出版・通販/舞台字幕制作/舞台言語表現監修/コンサート企画
おぺら読本出版は、イタリアオペラ対訳本の企画・編集・販売・字幕制作、舞台言語表現の監修、講演などを通し、イタリアオペラのさまざまな作品・文化を発信し続けています。
-
【53】La favorita (ラ・ファヴォリータ=国王の愛妾)
¥2,600
作曲 ドニゼッティ 2017年12月初版刊行 ラ・ファヴォリータとは「愛妾」を意味するイタリア語。 スペインの国土復興運動の先頭を切っていた国王アルフォンソ11世は、大僧院長の息子フェルナンドの凱旋を祝福し、その褒章として望むものを何でも差し出す約束をする。 勇者として伯爵の称号を与えられたフェルナンドは、事情を知らずレオノーラという女性を妻として要求した。実はレオノーラこそこのオペラ作品のタイトル「国王の愛妾」であったのだ。 レオノーラを廻るこの愛憎劇の結末はいかに? ドニゼッテイ未完の大作 ランジュ・デ・ニシダの曲をすべて転用して作曲された作品。 待ち受け画面
-
【51】Don Pasquale(ドン・パスクアーレ)
¥2,700
作曲:ガエターノ・ドニゼッティ 2022年5月10日再版刊行 台本作家はジャヴァンニ・ルッフィーニであるが、内容が余ほど気に入ったのか作曲者ドニゼッティ自身も台本執筆、校正に参加し彼の最高喜劇のひとつとして大成功をおさめた。 本対訳書ではルッフィーニ版とドニゼッティ版をそれぞれ訳者註を多用して相違点を明確にしている。 パスクアーレを取り巻くほとんど結婚詐欺に類似した内容が実に美しい音楽に包み込まれることで見事な喜劇が成立している。ちなみにパスクアーレとは南部イタリアでは、馬鹿、愚か者を意味する。 待ち受け画面
-
【45】L’elisir d'amore(愛の妙薬)
¥2,000
作曲:ガエターノ・ドニゼッティ 2018年10月10日刊行 若い農夫であるネモリーノが地主の娘アディーナにひそかな恋心を抱く。臆病で直接気持ちを伝えることのできないネモリーノは「人知れぬ涙」で思いの丈を独白する。木陰で様子をうかがっていたアディーナはこれが本当の愛であると教授されたように思え、権力を振りかざす守備隊軍曹のベルコーレを退ける。いかがわしい医師ドゥルカマーラの導きも功を奏し、二人はめでたし… 待ち受け画面
-
【43】Roberto Devereux(ロベルト・デヴェリュー)
¥2,500
作曲:ドニゼッティ 2008年8月初版刊行 マリーア・ストゥアルダ、アンナ・ボレーナと共に『女王三部作』と言われる作品。カンマラーノの台本で、1500年代のロンドン、ウエストミンスターで展開される。ロベルトはエセックス伯、ノッティンガム侯爵夫人を愛しているが、彼女はその愛ゆえに別れなければならないとロベルトを諭す。
-
【40】Anna Bolena(アンナ・ボレーナ) ノーカット版、本邦初訳
¥2,600
作曲:ドニゼッティ 2014年4月初版刊行 イギリス国王ヘンリー8世の王妃アン・ブーニン(アンナ・ボレーナ)を主役とする歴史ロマン。名実ともにドニゼッティの出生作であり代表作でもある。アンナの女官ジョヴァンナ・セーモーが夫である国王の愛人であると告白されるが、悪意に満ちているのは国王の方であると女官セイモーを許す。しかし、国王は邪魔になったアンナに死罪を命じ彼女は狂乱する。 スマホ待ち受け画面
-
【36】La fille du regimet (連隊の娘)『仏語版』
¥2,500
作曲:ドニゼッティ 2006年5月17日初版刊行 ナポリからパリに活動の拠点を移したドニゼッティ最初のパリ風オペラ・コミーク。19世紀初頭のスイスとパリが舞台。かつて戦場で孤児となったマリーアは連隊で育てられ今はその連帯の酒保で働いている。このマリーア実はベルケンフィールド侯爵夫人が若い時に彼女と恋人の間にできた子供であることが偶然判明する。マリーアを密かに慕い結婚を望んでいるスイスの若者トーニオはこの連隊に入隊しマリーアとの結婚を認めてもらおうとするが…
-
【4】Lucia di Lammermoor (ラマームーアのルチア)<新訳再版>
¥2,500
作曲:ドニゼッティ 2016年8月改訂初版刊行 ウォルター・スコット原作「ラマームーアの花嫁」をカンマラーノがイタリア語台本を完成させた。17世紀のスコットランドが舞台。妹のルチ―アを政略結婚させようと企む兄のエンリーコはラマームーアの領主である。彼はアルトゥーロとルチ―アを結婚させようとしているが、実はルチ―アには指輪を交換し永遠の愛を誓ったレーヴェンスウッドのエドガルドという心の恋人がいる。家系存続のためにアルトゥーロとの結婚を激しく迫る兄の執拗さに、ついにルチ―アは発狂する。 スマホ待ち受け画面