イタリア・オペラ対訳本の出版・通販/舞台字幕制作/舞台言語表現監修/コンサート企画
おぺら読本出版は、イタリアオペラ対訳本の企画・編集・販売・字幕制作、舞台言語表現の監修、講演などを通し、イタリアオペラのさまざまな作品・文化を発信し続けています。
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【86】影のない女
¥3,000
影のない女 作曲:リヒャルト・シュトラウス 2024年10月23日初版刊行 フーゴ・フォン・ホフマンスタール原作・台本「影のない女」に、リヒャルト・シュトラウスが作曲し、1919年10月10日ウィーン・シュターツオパーにて初演された。この物語に登場する人物はすべてホフマンスタールの想像上の世界に存在する。 皇帝は紺青宮に住まう人間の王であるが、精霊の姫を妃にしたために呪いを受け、3日以内に妃が「影」を得なければ、石にされてしまう。妃の父は精霊の王カイコバード。愛する皇帝を救うために自身の影を求めて人間界に降りる。皇妃の乳母は、姫の案内をして「影」を売る女を捜し染物師バラクの妻を見つける。貧しく罪の無い心を持つ染物師バラクは妻との間に子供を待ち望んでいる。しかし彼女は、貧しい生活に夫バラクを蔑み、生れてくるはずの子供たちを捨て永遠の美貌と若さを約する契約を結び、自らの「影」を売る。「まだ生まれ出ない子供たち」は神秘の谷間で皇帝と語り、真の支配の道は何であるかを語る。これらの登場人物が、水晶のような肉体の皇妃がどのように影を求め、得た影をどのように社会に還元するのか、是非御一読を。
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【82】Der Rosenkavalier 薔薇の騎士
¥3,200
作曲 リヒャルト・シュトラウス 2024年2月22初版刊行 フーゴ・フォン・ホフマンスタールの台本にリヒャルト・シュトラウスが作曲し 1911年ドレスデン宮廷歌劇場で初演された。 舞台は1740年、オーストリアの女帝マリア・テレージア統治下のウィーン。 元帥夫人マリー・テレーズは、年下の青年伯爵オクタヴィアンと熱愛中であるが 人生を知る彼女は、オクタヴィアンが若い恋人を作って離れていく予感に怯えながらも 覚悟している。新興貴族のファーニナルの娘ゾフィーが、元帥夫人の従兄弟の オックス男爵と父親の面子で婚約することになる。 彼女に届ける「銀のばら」の使者を推薦してもらうため元帥夫人を訪れた男爵は、そこに 居合わせた女中に変装したオクタヴィアンに異常なまでに関心を持つ。 そこで、元帥夫人は悪戯心を起こして「ばらの騎士」役にオクタヴィアンを推薦する。 ところが、「銀のばら」を携えてゾフィーのもとを訪れたオクタヴィアンは、 一目で彼女と恋に落ちてしまう。さて、オクタヴィアン、ゾフィー、オックス男爵の 恋のもつれは如何なる結末を迎える事か。 待ち受け画面スマホ