イタリア・オペラ対訳本の出版・通販/舞台字幕制作/舞台言語表現監修/コンサート企画
おぺら読本出版は、イタリアオペラ対訳本の企画・編集・販売・字幕制作、舞台言語表現の監修、講演などを通し、イタリアオペラのさまざまな作品・文化を発信し続けています。
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【41】 I pagliacci (道化師たち)
¥2,300
作曲:レオンカヴァッロ 2021年10月5日 新訳初版刊行 ミラーノの音楽出版社ソンツォーニョ社の一幕物オペラコンクールに応募した作品だが、二幕仕立てに仕上げられているために、選外となったが、作曲者レオンカヴァッロの父親が裁判官として実際に扱った事件に取材された作品で、旅芝居の一座の座長カーニオが妻ネッダの不倫相手を殺害する結末は、真実主義〈ヴェリズモ〉の真骨頂と言えるだろう。 スマホ待ち受け画面
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【40】Anna Bolena(アンナ・ボレーナ) ノーカット版、本邦初訳
¥2,600
作曲:ドニゼッティ 2014年4月初版刊行 イギリス国王ヘンリー8世の王妃アン・ブーニン(アンナ・ボレーナ)を主役とする歴史ロマン。名実ともにドニゼッティの出生作であり代表作でもある。アンナの女官ジョヴァンナ・セーモーが夫である国王の愛人であると告白されるが、悪意に満ちているのは国王の方であると女官セイモーを許す。しかし、国王は邪魔になったアンナに死罪を命じ彼女は狂乱する。 スマホ待ち受け画面
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【39】La Fanciulla del West(西部の娘)
¥2,700
作曲:ブッチーニ 2015年10月15日初版刊行 蝶々夫人の原作者ベラスコによる戯曲「黄金の西部の娘」をもとにしたオペラ。19世紀半ばカリフォルニアに黄金を求めて一獲千金を夢見る男たちの心を和ませる酒場の女将ミニーを取り巻く人間模様をプッチーニの分厚いオーケストラとドラマティックな声で聴かせる圧倒的な作品に仕上がっている。1910年メトロポリタン歌劇場にてトスカニーニの指揮で初演された。 スマホ待ち受け画面
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【38】Andrea Chénier(アンドレーア・シェニエ)
¥2,700
作曲:ウンベルト・ジョルダーノ 2021年3⽉28⽇ 新訳初版刊⾏ フランス革命を背景に繰り広げられる恋と壮大なロマンが融合する悲劇を、バルビエ著の『アンドレーア・シェニエ』をもとにルイージ・イッリカが台本に仕上げた。主人公アンドレーア・シェニエは革命のパリで犯罪逃亡ほう助罪で逮捕され32歳にして断頭台の露と消えた実在の詩人。作曲者ウンベルト・ジョルダーノは抒情派的なヴェリズモオペラに対して激情派として名高い。とりわけ第1幕から5年経過した第2幕の革命下のパリの街角や第3幕、革命裁判所の大広間の光景、描写には圧倒させられる。 スマホ待ち受け画面
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【37】Il corsaro(海賊)
¥2,100
作曲:ヴェルディ 2018年5月17日 改定新訳版再版 「群盗」に続いて発表されたヴェルディの初期の作品と言える。スランプに陥っていた時の作品で、全体的に迫力には欠けるがさすがにアリアは美しく、とりわけ第1幕2場で歌われるメドーラのアリアは絶品。バイロン卿の同名詩を台本作家マリア・ピアーヴェが検閲にも粘り強く交渉し書きあげた。19世紀初頭のエーゲ海の島を舞台に繰り広げられる海賊の首領コッラードとコッラードの愛人メドーラの人間関係を中心に物語は進む。 スマホ待ち受け画面
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【36】La fille du regimet (連隊の娘)『仏語版』
¥2,500
作曲:ドニゼッティ 2006年5月17日初版刊行 ナポリからパリに活動の拠点を移したドニゼッティ最初のパリ風オペラ・コミーク。19世紀初頭のスイスとパリが舞台。かつて戦場で孤児となったマリーアは連隊で育てられ今はその連帯の酒保で働いている。このマリーア実はベルケンフィールド侯爵夫人が若い時に彼女と恋人の間にできた子供であることが偶然判明する。マリーアを密かに慕い結婚を望んでいるスイスの若者トーニオはこの連隊に入隊しマリーアとの結婚を認めてもらおうとするが…
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【35】La sonnambula (夢遊病の娘)
¥2,500
作曲:ベッリーニ 2016年2月15日新訳初版刊行 フェリーチェ・ロマーニの台本。スイスの雪解けの清楚な流れが音符と歌詞に融和した絶品。アミーナは水車小屋の女主人テレーザの養女。今日はこの村の金満家の若い地主エルヴィーノとの婚約の日である。皆が集まり祝宴の歌を唄っているが花婿であるエルヴィーノに好意を寄せていた旅籠の女将リーザは浮かぬ顔。交錯する愛憎にこの土地の領主であるロドルフォ伯爵も混乱に参加し結果…
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【34】Les pêcheurs de perles(真珠とり)
¥2,400
作曲:ジョルジュ・ビゼー 2023年4月改訂初版第1刷刊行 ビゼー25歳の時の作品で、出世作といえる。漁夫ナディールの歌うロマンスはポピュラー音楽にまで編曲されている。この作品をベルリオーズは評価し、世界で最もポピュラーなオペラ「カルメン」を生みだす原動力となった。エキゾチックな世界を醸し出すために、当初舞台設定をメキシコにしていたものを、セイロン島に変更し、タイトルも巫女である「レイラ」から「真珠とり」とした。ビゼー25歳の時の作品で、出世作といえる。漁夫ナディールの歌うロマンスはポピュラー音楽にまで編曲されている。この作品をベルリオーズは評価し、世界で最もポピュラーなオペラ「カルメン」を生みだす原動力となった。エキゾチックな世界を醸し出すために、当初舞台設定をメキシコにしていたものを、セイロン島に変更し、タイトルも巫女である「レイラ」から「真珠とり」とした。 スマホ待ち受け画面あり
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【33】Luisa Miller(ルイーザ ミラー)「たくらみと恋」
¥2,500
作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ 2023年8月31日新訳初版刊行 シラーの戯曲「たくらみと恋」をもとにカンマラーノがイタリア語台本に仕上げ、ナポリのサン・カルロ歌劇場で1849年12月8日初演された。感情を写実的に表現したヴェルディの最初の作品。第1幕『愛』、第2幕『たくらみ』、第3幕『毒薬』の副題が物語の進行に深くかかわっている。ルイーザは伯爵の息子であると知らずにロドルフォを愛している。父親のミラーは、娘を慰み者であると疑っているが、それが現実になってゆく。 待ち受け画面
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【32】Il Trovatore(トロヴァトーレ)
¥1,760
20%OFF
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作曲:ヴェルディ 2005年6月10日初版刊行 アントーニオ・ガルシア・グティエレス著「エル・トロバドール」をカンマラーノがオペラ台本に仕立てた。この作品はカンマラーノの遺稿となった。トロヴァトーレとは吟遊詩人のことで、15世紀初頭のスペインのアラゴンとビスカーリャが舞台。在庫数量少なくなっています。2022年2月現在。
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【31】Stiffelio(スティッフェーリオ)
¥2,300
作曲:ヴェルディ 2005年3月15日初版刊行 原作のタイトルが「牧師」であることから想像できるが、あまりにも深刻すぎる内容であるため、作品発表の7年後に『アロルド』と改作された。年老いた大佐スタンカーの娘リーナは、牧師スティッフェーリオの妻である。彼女が不貞をはたらいていることに気付いた父親スタンカーは、その男を殺害しようとする…
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【30】Ariodante(アリオダンテ)
¥2,300
作曲:ヘンデル 2005年4月20日初版刊行 ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル作曲。ヘンデルは「アリオダンテ」を作曲するにあたり、まず歌手の選択から始めた。歌手の声楽的技術を最大限生かすように作曲した。アリオダンテは元来去勢歌手カストラートに、アルバニア公爵ポリネッソは男性的な女声の為に作曲した。一瞬にして崩壊する人間関係を巧みに描き込み、スコットランド国王の娘ジネーヴラを愛するアリオダンテはポリネッソの策略にはまり彼女の不貞を信じてしまう典型的なバロックオペラ。
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【29】Rigoletto(リゴレット)
¥2,500
作曲:ヴェルディ 2019年12月22日改訳訂初版発行 アンリ・ミュルジュ原作の「放浪芸術家たちの生活情景」を忠実に文学的に再現した名作。レオンカヴァッロはボローニャ大学文学部にてノーベル文学賞を受賞したイタリアを代表する詩人カルドゥッチのもとで研鑚を積んだ文学者でもある。勿論台本もレオンカヴァッロの手になる。主役はムゼッタ。プッチーニの「ラ・ボエーム」をより良く理解するためにも、文学作品としても必読の台本。 スマホ待ち受け画面
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【28】Falstaff(ファルスタッフ)
¥2,700
作曲:ヴェルディ 2013年3月31日改訂新訳刊行 シェイクスピアの喜劇「ウインザーの陽気な女房たち」を底本に「ヘンリー5世」及び「ヘンリー4世」が加味され、アッリーゴ・ボイートが台本に仕立てた。すべてがレチタティーヴォであるかのごとく音楽とイタリア語が寄り添ったヴェルディの最後のオペラ作品。サー・ジョン・ファルスタッフがフォード夫人のアリーチェとメグ・ページ夫人の二人に恋文を送ることから大騒動となるが… 注:背表紙におぺら読本出版と書かれていませんが、内容には問題ありません。 スマホ待ち受け画面
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【27】I lombardi alla prima crociata (第一次十字軍のロンバルディア人達)
¥2,500
作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ 2021年1月11日新訳初版刊行 ヴェルディ4作目のオペラ。トンマーゾ・グロッシの叙事詩「第1次十字軍のロンバルド人たち」を底本に台本化された。タイトルのとおり1096年から97年にかけての時代設定。ミラーノ、エルサレムなどに舞台設定されている。検閲で出頭まで求められたヴェルディは「上演不可能であれば作品を破り捨てる」とまで言い放った。前作「ナブッコ」の大成功によりミラーノ市民はヴェルディを支持。第1幕の一部を変更するのみで上演が許可された。 スマホ待ち受け画面
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【26】Norma(ノールマ)
¥2,500
作曲:ヴィンチェンツォ・ベッリーニ 2023年4月改訂初版第1刷刊行 古代ケルト民族が居住した地域で、現在のイタリア北部からフランス、ベルギー、オランダにかけての広大な地域、いわゆるガリア地方が舞台。ノールマはドゥルイード教の巫女の長である。ローマの将軍でガリア地方の代官を務めるポッリオーネに密かに心奪われているが、彼は神殿の若い巫女アダルジーザとも情を交わし、禁断の恋に悩むアダルジーザの想いに耳を傾けるノルマが耳にした恋人とはこともあろうに… 日本語タイトルは「ノルマ」から「ノールマ」に変更しました。 スマホ待ち受け画面QRコード
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【25】Aida(アイーダ)
¥1,600
20%OFF
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作曲:ヴェルディ 2011年3月3日改訂版刊行 ファラオ時代のエジプトとエチオピア。両国の争いに引き裂かれたアイーダとラダメスのの悲恋を描き、現代最も人気の高いオペラの一つ。アイーダの父はエチオピアの国王。ラダメスはエジプトの将軍であり討伐に出征し、彼の存在を認識することなくエチオピア国王を捕虜としてエジプトに連行し凱旋将軍となるが…
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【24】Turandot(トゥーランド姫)改訳初版発行
¥2,300
作曲:ブッチーニ 2019年7月7日 改訳初版発行 カルロ・ゴッツィの「トゥーランド」をレナート・シモーニとジュゼッペ・アドーミが台本化した。プッチーニ最後のオペラで、ティムールの若い女奴隷リウが死ぬ場面まで作曲。残りはアルファーノによって完成された。トゥーランド姫の出題する3つの謎を解いた者は姫の婿となり、解けなければ死罪。ティムールの息子カラフ王子はこれら3題の謎を見事解くが姫は結婚を拒否。カラフは逆に一つだけ謎を出す。それは、自分の名前を言い当てるというものだった… スマホ待ち受け画面
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【23】La Traviata (椿姫「道を踏みはずした女」=ラ・トラヴィアータ)
¥2,600
作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ 2023年7月15日新訳初版刊行 ディユーマ・フィスの小説「椿を持つ婦人」に基づく戯曲をマリーア・ピアーヴェがオペラ台本に仕立てた。ヴェルディはパリで実際にこの劇を観賞し、盛り上がる感情を一気にオペラ化した。実在したパリの高級娼婦をモデルに、ヴィオレッタを創造し、原作者デューマ・フィス自信をアルフレードとし、物語を現実化させる意図を含んだヴェルディの最高傑作。 スマホ待ち受け画面
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【22】La bohème di Leoncavallo (レオンカヴァッロ作曲のラ・ボエーム)
¥2,500
作曲:レオンカヴァッロ 2002年11月11日初版刊行 世界中の歌劇場で最もよく上演されるオペラの一つ。 レオンカヴァッロの作曲になる「ラ・ボエーム」である。プッチーニ作曲のラ・ボエームより、 原作に忠実なのはレオンカヴァッロのオペラの方である。 トリーノの王立歌劇場で初演。トスカニーニの指揮であった。 ヴェリズモオペラ「超現実派」 *哲学者であったレオンカヴァッロがこのラ・ボエームの題材でオペラを作曲することをプッチーニに相談したところプッチーニは大反対。が、そのプッチーニが原作を抜粋して先にリコルディ社から発表。それを〇〇〇と思ったレオンカヴァッロは原作をすべて作曲、また、登場人物の声種は全て逆に作曲。超現実・ヴェリズモオペラの超大作をソンツォーニョ社より発表。
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【21】I Vespri Siciliani(シチリアの晩鐘)
¥2,700
作曲:ヴェルディ 2015年7月16日新訳改訂初版刊行 1282年3月30日、復活祭の月曜日にシチーリア島パレルモで起きたフランス人虐殺をテーマにしたヴェルディ渾身の3時間に及ぶオペラ作品。前シチーリア王の妹を慕うシチーリアの若者アッリーゴ。亡命していた憂国の士プローチダと再会するアッリーゴ。復讐の期は熟したが… スマホ待ち受け画面
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【20】Macbeth(マクベス)
¥1,440
20%OFF
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作曲:ヴェルディ シェイクスピアの「マクベス」をマリーア・ピアーヴェとアンドレア・マッフェイがイタリア語台本化した。イギリスとスコットランドの国境地方。森の中で魔女たちが輪舞している。マクベスと武将バンコーが通りかかると、魔女たちはマクベスにコーダーの領主となりスコットランドの王になると予言する。事の次第を手紙にしたため夫人に送ると、マクベス夫人はアリア「野望に満ちて」を歌い野心を自制することができない。その時ダンカン国王がマクベスの居城に宿泊することになった…
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【19】Un ballo in maschera(仮面舞踏会)
¥2,500
作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ 2021年12月23日新訳初版刊行 ウージェーヌ・スクリーブの「グスタフ3世、または仮面舞踏会」をアントーニオ・ソンマが台本化した。17世紀のイギリスの植民地ボストンに舞台を変更することで検閲を逃れた作品。原作のタイトルにあるように、スエーデン国王グスタフ3世の暗殺事件に題材を求めている。この対訳では、リッカルドをグスタヴォ、彼の腹心レナートをアンカルストレムと検閲前の登場人物で訳している。また、時代設定もグスタフ3世が暗殺された1792年3月としている。 スマホ待ち受け画面
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【18】La bohème (ラ・ボエーム 放浪芸術家たちの生活情景)
¥1,600
20%OFF
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作曲:ブッチーニ 2002年5月25日初版刊行 世界中の歌劇場で最もよく上演されるオペラの一つ。アンリ・ミルジュの「ボヘミアンたちの生活情景」を底本にジャコーザとイッリカのコンビによるオペラ台本化に、プッチーニ自身の意向が多数加味されて作曲された。同名のオペラはレオンカヴァッロの作曲になる「ラ・ボエーム」があるが、原作に忠実なのはレオンカヴァッロのオペラの方である。トリーノの王立歌劇場で初演。トスカニーニの指揮であった。 プッチーニが原作3幕をカットした4幕版。これが通常とされている。